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大湊側液状化問題は「sweep under the carpet(カーペットの下に掃き退ける)」?? KK柏崎刈羽原発の液状化対策 ㉕ [地盤、液状化&断層]

2016平成28年10月27日の第411回審査会合では、東京電力は荒浜側防潮堤の地盤液状化問題を9月第368回審査会合で表明した検討方針で評価し直した結果を明らかした。更新された評価で、荒浜側防潮堤は基礎を支える鋼管杭の杭頭部、地層の境界部で地震時に液状化で大きな曲げが発生。基準地震動で、杭が大曲りや折れると評価数値が示していた。
規制庁の江嵜審査官は「防潮堤を期待しないということですけども、防潮堤が今回どのような損傷状態になるのか、完全に倒れ込んでしまっているのか、単なる目地のずれ程度になるのか、」と、問うている。
東電は荒浜側にある3号機の原子炉建屋内の緊急時対策所と荒浜側防潮堤を申請から取り下げ、規制委の審査対象から外し、新たに緊急時対策所に大湊側の5号機原子炉建屋に設置する方針を再稼働のための設置許可申請に加え会合審査する施設対象にした。

地盤の液状化は、地盤の沈み込みを招く。敷地地表の高さが、2m低くなれば、従来は2m高い地点、施設にあった到達・来襲する。液状化「それがいわゆる、荒浜側の津波遡上高さ、それと大湊側の入力津波高さ、これにどういうような影響を及ぼして検討されるか」と規制庁の江嵜審査官は問うている。東京電力は「津波の遡上の評価については、これから解析をしっかりして、その範囲をお示ししていくことになる」「沈下の検討というのは、ヒアリング等のときに御説明させていただいている内容、地層構成があって、それぞれの地層ごとに、石原先生の体積ひずみとひずみの沈下率の関係を用いて、それぞれの場所で地層の構成に応じた沈下量を算定するというようなことが敷地全体で実施する、あるいは、その中で最も保守的な結果になるような沈下量を設定するという方向で、今、検討したいと思っております。」と答えている。

地盤液状化問題は、検討評価方針の変化、更新だけでも津波防潮堤が倒れる、津波が水漏れで侵入するという話が出てくる。そして、追加調査で、地盤の物性値が更新される。更新された物性値で、沈下量が大きく変動する事が有り得る。

規制庁は「サイクリックモビリティのときの議論の経緯、もう最初から結論ありきで検討が進められていて、ちょっと議論が進んで、じゃあ、こういう検証が必要なんじゃないかとなった途端に、膨大な計算が必要になるという状況があって」「防潮堤の周りの評価結果も一時的なものは出していただいて、私が懸念しているのは、また議論を始めていくと、やっぱり、こういう解析も必要でした、ああいう解析も必要でしたといって、議論が先延ばしにるんじゃないかということ」(村上・安全審査官 議事録93頁)
「我々としては、提出された資料を淡々と詰めていくんですが、そうは言われても、限られた資源ですので、そんなことにいつまでもおつき合いするということもできない」資料を「見ると、年内にというようなことでしか・・、スケジュールありき一生懸命やられるのはいいんですけれども、一歩引いてみて、広く見ていただいて、本当に議論、論点に抜けがないのか、それと、ここは若干議論の中で変わるかもしれないというのであれば、それは最初に言っていただきたいんです。ですから、本当に抜けがない、手戻りがないということをしっかりと精査した上で、資料をつくってきていただきたい。」(山形・実用発電用原子炉規制総括官 議事録95頁)


審査の論議の時間は「限られた資源」としてその中で終わらせるために、若干議論の中で変わるかもしれない論点があれば、それは最初に出して議論に載せる。東電は、論点に「抜けがない」議論に「手戻りがない」資料を作って、審査会合に提出。原子力規制委員会・規制庁は、提出された資料を淡々と詰めて論議を終わらせたい。このように原子炉規制の総括官が、序列上は原子力規制部長、審議官の次の立場の人が「ダンスは上手く踊りたい、それには貴方(東電)が上手くリードしなけりゃ」という趣旨の発言をしている。
こんなことできるだろうか。幾ら上手にリードしても追加調査の結果などで「こういう解析も必要、ああいう解析も必要」になりうるから無理難題である。、東電は経営上一日も早く再稼働させたいから、一刻も早く審査会合を終え許可がほしい。審査会合を終えたい事は。東電と規制委員会・規制庁で一致している。理屈では無理なことであるが、そうした論点などを「sweep under the carpet(カーペットの下に掃き退ける)」すれば、一刻も早く審査会合を終えることはできる。

9月に大湊側の常設代替交流電源設備、ガスタービン発電機設備、GTGの直下の基礎になる地盤の説明図、洪積砂質土層Ⅱ、洪積粘性土層ⅡやⅢという言葉で安田層を説明した、地層は液状化する地層、「サイクリックモビリティ」の地層、液状化に至らない地層、土壌改良が施されている層と色とりどりの縞模様の説明図であった。それが2018年4月の説明図のように安田層は全面全層が液状化層と、評価更新や追加調査で判って、審査会合で説明されたのだろうか。それとも「sweep under the carpet(カーペットの下に掃き退ける)」されたのだが、設置許可が12月に得られたから出したのだろうか。


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